【形 式】
700形
【車 号】
701号
【製造年月】
昭和30年12月
【製 造 所】
ナニワ工機(現アルナ車両)
【主要諸元】
・自 重・・・・・14.5t
・定 員・・・・・94名(座席28名・立席66名)
・車体長・・・・・11,700mm
・車体幅・・・・・2,153mm
・車体高・・・・・3,830mm(Zパンタ折たたみ高さ)
【経歴・特徴】
・昭和30年12月、東京都交通局唯一の狭軌線であった杉並線用2000形としてデビューする。その後、昭和38年の杉並線廃止に伴い、本線へ転属したが、路線縮小で余剰になった為に、昭和44年7月に弊社が600形と同じくワンマン化推進の為譲受し、現在に至る。
・車体長に対して車体幅が細い為、非常にスマートに見える。またドアの明かり窓・蛍光灯・大型方向幕・ドアエンジンの採用と、当時としては近代的な車体である。
・全てのドアが2枚引き戸式になっている。杉並線(軌間1,067mm)、都電本線(軌間1,372mm)、長崎(軌間1,435mm)と3つのゲージを走った珍しい車両である。
・黄色のカラーをまとった東京都交通局の車両としては、国内で数少ない現役車両である。